【キャンベラ１４日ＡＡＰ】　　　約３０年間にわたり、ＮＴ準州にあるカカドゥ国立公園から除外されてきた神聖な区域が１４日、保護区域に指定された。

１，２８８ヘクタールに及ぶクーンガラと呼ばれ、同公園の境界にある同区域は、先住民アボリジニの文化で神聖な場と見なされるが、同公園が指定された１９７９年にウラン鉱床があるとされたため、同公園の指定区域から除外された。

しかし、今回、上院が可決した法案により、クーンガラが同公園の指定区域に加わり、そこにおける採掘事業も恒久的に禁止されることになった。