【メルボルン3日AAP】　　　オーストラリア競争消費者委員会（ACCC）の報告によると、国内のワイン製造用のぶどう生産農家は、ぶどう納品後最長9か月支払いを待つことがわかった。

ACCCは、支払いまでの長い待機時間が、ぶどう生産農家の成長の可能性を制限していると指摘。さらに報告から、ぶどうの質判断や価格設定、数年に続く供給契約に関して透明さや確実さに欠けており、確実な価格をぶどう生産農家に明かさないなど、有害な市場習慣が明らかになった。