♦海外生活の夢と現実♦
あまり考えた事の無いとっさの質問に息を詰まらせてしまった私は“神様のいたずらですかねぇ”などとへらへら笑って見せたが、
その60代半ばのジジイは「亡命行為ですか?」と真顔で聞いてきたのには、さすがの私も驚いた。
どうしても”海外生活”というと海外旅行の延長というイメージをもたれてしまうようで、私が毎朝小鳥のさえずりで目を覚まし、ファイブスターホテルで朝のバイキングを済ませたあとは、白砂ビーチで日光浴をしながらカクテルを飲み干し、ほろ酔い気分でルイビトンで買い物を済ませ、スキューバダイビングなどのオプショナルツアーに参加した後は、夜景を見ながらゆっくりと廻るサンセットクルーズでロマンティックなお食事を楽しみ、調子にのってカジノでバンバン大金をかけ、海が見えるホテルのキングサイズベッドで眠りにつくなどと思われているのではないかと思われているのなら大間違いである。そんな粋な生活をしているのは、マドンナやエルトンジョンくらいなものであろう。
ジジイが想像しているような“夢の海外生活“というよりは、”夢からさめた質素な現実“といった言葉が、残念ながら私にはピッタリで、”神様のいたずら”というよりは、”神様の意地悪!”と叫びたくなる日々が続く今日この頃だ。
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