フィッツロイは、その中でも元祖といえる存在です。1970年代までは、低所得者層が住む町としてスラム化していた時代もありました。1980年代以降は、賃貸料の安さなどで多くの若いアーティストを集まったきました。フィッツロイの持つワイルドな雰囲気と物価の安さがその魅力でした。 1990年以降は、シティから歩いて行ける至便さと、多くの若者が集まるブランズウィック通りなどが観光化して逆に賃貸料が高騰するようになってきました。しかしいまでも一歩、裏道を入ってみると多くのアーティストが住んでいます。 本文と画像 永井雅人展 Masato Nagai |